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国内のメンタルヘルス・カウンセリング普及に向けた各種のご提案・サービス・情報ご提供を行います。

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体験カウンセリングでは、最も重要かつ、カウンセリングの基本になる「傾聴」と徹底したディスクロージャー(自己暴露)をベースとしたオンライン・カウンセリングです。
カウンセリングの普及のため、カウンセリングに付随する各種の情報ご提供も行っています。

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「話すこと」の大きな影響と効果

人が話すときには、左脳の大脳皮質の中央部分あたりにあるブローカー野が関与します。

「話すこと」の大きな影響と効果

人と人とで「会話」をする場合単純に脳を使うことになり、言語中枢に刺激を与える脳が活性化します。

「自分のことについて話す」3大効果

1カタルシス効果

自分自身が思っていることを話すことで普段は潜在していて閉じ込めていても、身体や行動にダメージを与える「負の感情」を手放す癒しの効果があります。

思っていることを言語化することで、意識化や発散が進み癒しにつながります。

カタルシス効果は、素晴らしい音楽や映画、スポーツ競技などの観戦で「感動」により落涙する場合の心理状態と同一です。

こうした状態にあるとき、従来脳の「幸福物質」と呼ばれており、医師が処方する薬で痛みや疼痛の緩和作用がある「セロトニン」の放出や、それに伴う「ノルアドレナリン」(交感神経の刺激物質)を適度に調整され「スッキリした」状態が、心身共に体感できます。

2自己暴露は快楽ホルモンを放出

米国科学アカデミー紀要に掲載されたハーバード大学のミッチェル博士らの論文では、ただ話をするだけでなく「自分について話す」ことで、快楽をもたらす脳内物質ドーパミンが増えることがわかっています。

20世紀を代表する音楽グループ「ビートルズ」のアルバム"Let it Be"に収録されている曲に、"I me mine"と言う曲があります。

All through the day, I me mine I me mine, I me mine....
All I can hear, I me mine I me mine, I me mine.


[訳詩]
一日中、自分のことばかり自分のことでいっぱい...
聞こえてくる話は、どれも自分たちのことばかり。

解散直前の緊張間あるバンド内で「自分が自分が」と主張しているメンバー間の確執を表現した曲だとも言われていますが、ストレスがある環境では「自分のことを話す・主張する」行為は、暑いときの発汗、寒いときの身震いと同様の「自然な生態防御行為(反応)」であるとも言えます。

3「気づき」による問題解決

自分のことを話す中で、自分自身も知りえなかった自分が囚われている「悪い感情」が浮き彫りになります。
自分を苦しめる「感情」を「気づき:認知」によって、ストレスを緩和することが可能です。
これらは心理療法である「認知行動療法」などでも基本対応の一部となっています。

対面セッション

しっかりと皆さまの心に寄り添い、感情や想いを受け止めることを、ヒアリング・セッションの基本事項として、お話しされることを機微に渡り正しくお伺い・ご助言することを主軸に置くため、当社のコンシェルジュをご利用いただく方は原則的に、Zoom/Google Meetなどのオンラインツールを利用し、お互いの顔が見える中での「オンライン対面セッション」を基本にしています。

対面セッション

非対面(通話のみ)対応の心理影響

多くのカウンセリング、傾聴サービスが電話を用いた対応を行っていますが、本サービスではコロナ禍の中で利用普及率が急速に増大したZoom/Google Meetなどのオンライン「対面」ツール(※1)を用いたセッションを重視しています。

心理学上のデータでは、非対面コミュニケーションにおいて電話対応の場合、聞き手に及ぼす心理的影響で対面時より大きくなるのは、「話し手の感情」が最も高くなり、様々な感情の中でも「不安・恐怖」が「喜び・楽しみ」より高くなります。

更に、同じ非対面コミュニケーションであるSNS(LINEなど)、メールに比較し伝達内容の「正確性」が低くなります。

コミュニケーションツールとして電話は最も簡易である反面、正確性や正しい感情が伝えられず、これらのデメリットや特性があるが故に「振り込め詐欺」などの犯罪利用が多くなる傾向が伺えます。

言語を超えた表情効果

マサチューセッツ大学の心理学者 エドワード教授の「無表情実験(Still Face Experiment)」では、2歳児以下の赤ちゃんに接する際の「母親の顔表情」について、母親が無表情で接する場合の強い心理不安感を証明しています。

カウンセリングと赤ちゃんの育児対応は同一の理論で置換できるものではありませんが、セッションを行われる方々には母子育児の如くしっかりと寄り添い、正確な対応やネガティブな「感情」を開放する面においては、両者対面での対応が有効であると判断しています。

言語を超えた表情効果

※1:

現在も余談が許されないコロナ禍の影響を鑑み、更にはご利用される方の即時性を基本としているため、本サービス実施の利用採択をしています。
直接対面する「カウンセリングルーム」は併設していません。